生徒様・講師インタビュー

【インタビュー】福留さんが例のピアノに魅せられた理由とは?

毎年の発表会では、一部の生徒さんを永年表彰させて頂いています。

常日頃、石川雅子ミュージックアカデミーに活力を与え続けてくださる生徒の皆様方には、深く感謝の意を表したい所存です。

そして今年度は、当教室の発表会に累計7回出演されたピアノ科・光風星(みかせ)さん、累計17回出演されたピアノ科・福留さんを表彰対象とさせて頂くことに決定しました。

素晴らしいですね〜!

早速、お二人から個別インタビューをご快諾。

意外な入会理由から、現在に至るまでの様々な思いなどを赤裸々に語って頂きました。

では、今回の記事では福留さんのインタビューをご紹介していきたいと思います。

※光風星さんの記事はこちら!

それにしても、福留さんの見識が深すぎて思わず・・・

教室にあるレアなアレに吸い込まれて・・・

Blog担当

福留さんは、長きにわたり石川雅子ミュージックアカデミーとお付き合い頂いていると伺いましたが、当初どのようなキッカケでご入会されたのですか?

福留さん

当時の勤務先の同僚から紹介されたのが始まりです。

Blog担当

その際、当教室のどのようなポイントに興味を持たれたのでしょうか?

福留さん

「ベーゼンドルファーによる音楽づくりを大切にしている」と伺ったことと、「ピアノだけでなく歌や他の楽器の科もあって、弾くだけでなく音楽に総合的に向き合うことができそうだ」と思えたことです。

Blog担当

同僚の方も「ベーゼンドルファーと言えばココ!」という認識だったのでしょうか。教室側として、そのようにご好意頂いた気持ちが大変嬉しいです。

福留さん

現在は都内でもベーゼンドルファーが弾けるスポットは少しずつ増えてきてはいるようでが、時たま触れるだけでは、どうもこのピアノのことがよくわからない気がしました。それに、日常的にじっくり向き合うことができるのは、ピアノを長く弾いてきた者にとっても極めて貴重な時間とも言えるかもしれません。

Blog担当

さりとて、世界の銘器と呼ばれるピアノは、自分の思う音を出すのも至難の域と言われ、それこそ時間で言い表すと、生涯を通して向き合い続けていく楽器なのかと思います。そこに福留さんが着眼され、こだわり続けている理由が気になるところですが・・・

福留さん

教室を知る少し前の話ですが、偶然、ベーゼンドルファーの販売代理店の前を通りかかり、中に入ってみました。ドアを開けた瞬間に、調律師さんがポンと鳴らした音に耳を奪われて、すっかり虜になり、まるで未知の世界に触れたように感じました。そして「ああいう音で奏でることができたら素敵だろうな」と思ったこと。それが、ベーゼンドルファーに関心をもつキッカケとなったのです。

Blog担当

その世界観に入り込める場を求め、行き着いた先が石川雅子ミュージックアカデミーということになるのですね・・・そういう経緯を辿ると、何か深い縁を感じます。

教室全体を俯瞰してみた結果・・・!?

Blog担当

となると、ご入会のキッカケはやはりベーゼンドルファーとの出会いがあったからなのでしょうか?というか、むしろそれしかない?

福留さん

いいえ。

Blog担当

んナ・・・!違うんですか?

福留さん

勿論、ベーゼンドルファーを始めとする、貴重なピアノに囲まれた環境に魅力を感じたことは入会動機の一つに挙げられます。

Blog担当

果たして、他に福留さんが目を惹かれた部分とは?

福留さん

実は教室を知った後、しばらくは、外部の人間として様々な教室イヴェントに参加させていただきました。

Blog担当

ちなみに、どのようなイヴェントですか?

福留さん

磐田市で開催されたアンティークピアノの見学会に参加したり、発表会で生徒さんの演奏を聴いたりするなどですね。そうした、関わりを経た上で、石川雅子ミュージックアカデミーの教室そのものに大変魅力を感じるようになり、入会に至りました。

Blog担当

なるほど。ご入会の経緯がよく分かりました!その上で、入会して良かったと思ったことは何が挙げられますか?

福留さん

ピアノとピアノ音楽をいろいろな側面から掘り下げられることや、いろいろな方やいろいろな音楽に出会えたこと。そのなかで、多様なアンサンブルにも取り組めたことも、大切な経験ですね。

Blog担当

年間行事の一つで、なぎさ和楽苑で行われるファミリーアンサンブルコンサートも、その一つに含まれますね!講師・生徒さんが一緒に出演しているのは、音楽教室として理想的な姿を象徴しているようにも思えます。

福留さん

そうですね。コンサートそのものもですし、本番までのプロセスでの、雅子先生をはじめ、歴代の講師の先生方による、ピアノ以外の楽器や歌・オーケストラ等の音楽を踏まえたレッスンは、改めて貴重な体験だったと思います。

Blog担当

なるほど。ピアノ以外の音楽を直に触れられるのは、教室きっての持ち味ですからね。

福留さん

その経験を念頭にソロに向き合うと、また取り組み甲斐のある課題が次々と見えてくるので・・・きりがありません(笑)

発表会に向けての一言が・・・!

Blog担当

そうですよね(笑)しかし、ご入会の背景にそのようなエピソードがあったことを知り、今回の福留さんの表彰にも意義深さが増してくる思いです。

福留さん

今後も発表会や各種イヴェントにも積極的に参加して、音楽をいろいろな角度から掘り下げていければと思います。

Blog担当

今後、挑戦されたい曲などはありますか?

福留さん

たくさんありすぎて、絞りきれませんね。特に挙げるとすれば、ショパンの主な曲で、まだ弾いていないものは、できる限り全て弾きたいと思います。また、アンサンブルでは、ラフマニノフのチェロ・ソナタなどにも挑戦したいところです。

Blog担当

なるほど。これからも、福留さんの演奏が聴ける機会を楽しみにしていますね!

福留さん

ありがとうございます!

Blog担当

では、最後に発表会に向けて一言どうぞ!

福留さん

同じ演奏は一度しかできないので、一期一会の気持ちで大切に取り組みたいと思います。

Blog担当

ありがとうございます!以上、ピアノ科生徒・福留さんのインタビューでした〜(^^


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