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タカギクラヴィア 松濤サロンにて♬第15回銘器ピアノを弾く&聴く会

渋谷駅ハチ公口から、Bunnkamuraザ・ミュージアム入口前をしばらく行くと、閑静な住宅街、松濤に。タカギクラヴィア 松濤サロンがあります。一面ガラス張りの陽光が降り注ぐ、明るい室内は落ち着いた雰囲気。そこには、スタインウェイ・フルコンサートグランドピアノが、今日も、素敵なピアノ奏者をお待ちかね♡

石川雅子ミュージックアカデミーでは、本物のピアノに触れる機会「音楽体験レッスン」を行っています。タカギクラヴィア 松濤サロンでの「銘器ピアノを弾く&聴く会」は、今回で15回目をとなります!!本日の使用ピアノは、1887年製ニューヨークスタイン

では、、、本日の、石川雅子ミュージックアカデミーの“素敵なピアノ奏者”をご紹介します(^^♪ピアノ科講師の原田先生、野田先生からのコメントも合わせて載せます❤

YMさん:・かわいいオーガスティン(オーストリア民謡1)・ワルツ《黒い瞳のスーザン》 (ストリーボック)・ハバネラ (ビゼー)

しっかりとしたタッチ、良いリズムで弾けました(H先生)発表の場を重ねる毎に、どんどん上手になっていくMさん、しっかり練習しているんだと思います、次の演奏会も楽しみです。

 

SSさん:・乙女の祈り (バダジェフスカ)・恋人達のペイヴメント (高見沢俊彦)

難しいアルペジオを上手に弾けました(H先生)Sさんは、中学生になって勉強や部活などで忙しい中でも、休まずレッスンに来ています。これからも、雅子先生の指導をどんどん吸収していって素敵なメロディーを奏でてほしいです。

 

ORさん:・ソナタ 月光 第1(ベートーヴェン)

繊細な音で情感を込めて弾けました(H先生)O君も中学生で、定期テストの勉強もレッスンも両立して頑張っていました。雅子先生のちょっと厳しめな指導にも、ついていけるので、さらに音楽性が広がっていくのではないでしょうか。

 

KTさん:・平均律 Ⅰ より 第1番 (バッハ)

Tさん:なめらかな右手の16分音符は、透明感のある音で粒が良く揃っていました。 左手の音の伸びも良かったです(N先生)

 

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YSさんの1曲目は子守歌(ブルグミュラー):上方から下方へ渡される伴奏が、滑らかできれいな流れを作り単調な旋律を 支えていました。コーダの3度が、子守歌らしく、とてもシンプルで可愛らしく響きました(N先生)

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2曲目のワルツa-moll(ショパン):物悲しい民族調の旋律は、雅子先生の華やかなワルツ特有の伴奏できれいに歌えていました(N先生)

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MNさんの1曲目は大雷雨(ブルグミュラー):ローズウッドの低音で左手のテーマが、雷雨のようにうなるような感じに響きました。次は ゴンドラの船頭歌(ブルクミュラー):8分の6拍子のゴンドラのリズムが。美しいメロディを乗せて、波間を揺れるている ような雰囲気でした(N先生)

 

AYさん:Primavera (エイナウディ)

懐かしい春を思い出させるような8分音符の伴奏が、和音を変え、強弱を変えて繰り返され、 万華鏡のように表情を変え移りゆく。このメロディはどこまで行ってしまうのだろうか? ローズウッドはただひたすら、弾き手に従い着いて行った、そんなイメージを受けました(N先生)

 

MKさんの1曲目はインヴェンションd-moll(バッハ):曲の構成をしっかりと理解し、テーマをレガートとノンレガートに上手に 弾き分けていました(N先生)

 

2曲目はソナチネOp.36-3 第1楽章( クレメンティ):明るくきれのあるテーマの滑り出しがとても良いですね。ころころと回る右手の音階が とても気持ちよく響きました、小さな手と身体でローズウッドを見事に操っていました(N先生)

3曲目はエリーゼのために(ベートーヴェン):元気のよい、たくましい感じの曲に仕上がりました。高音部がきれいに響いて いましたね(N先生)

 

KMさん:即興曲 Op.90-4 (シューベルト)

やわらかくなめらかな16分音符の第1テーマとゆったりとした3連符の第2テーマが良い コントラストを作り上げていました。中間部は、抑えられ、控えめな左手の和音に美しい メロディが浮き上がり、Mさんは、優しく気を使いながら演奏していました(N先生)

 

TMさん:ソナタ d-moll Op.31-2 第2・第3楽章 (ベートーヴェン)

2楽章:ペダル使用を抑えて、純粋に響くローズウッドの生の音がシンプルで良いですね。 歯切れの良い左手の3連符が際立って響き、大変清楚な二楽章でした。 3楽章:高音部の響きが美しく、力強く大胆な3楽章でした(N先生)

 

TMさん:ソナタ A-Dur Op.120 第1・第2楽章 (シューベルト)

1楽章:22歳の若きシューベルトが、旅先のシュタイヤーでお世話になったコラー家の18歳の娘に 書いたソナタ。旅を満喫していたシューベルトの楽しさが伝わるような、明るく、朗らかな演奏でし た(N先生)

 

TKさん:ピアノ曲集 Op.118より 第1・2・3・5番 (ブラームス)

Tさんは、対位法を意識し、厚みのある和音もよく揃い、丁寧で、すみずみまで配慮の行き届いた演奏でした。 全体的に音量が抑えられた、内省的な響きに、ローズウッドの別の側面を見たような気がします(N先生)

演奏会の後、第2部は、石川雅子先生によるレクチャーです。次回blogで雅子先生からのコメントを掲載します。

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