【タカギクラヴィア】雅子先生の公開レッスン炸裂!発表会に向け加速モードに!
発表会まで残り2ヶ月を切り、出演者の生徒さんはいよいよ本番に向け、スパートに入る段階に来ていることと思います。
本番で使用するピアノは驚きの「1923年製ニューヨークスタインウェイ」。
一体どんな音律なんでしょうね?
さすがに、近所の「○○楽器」さんとかでお目にかかれることは、ごく希(そもそも置かれているのか?)という希少性の高いピアノですからね。
「普段自宅で演奏しているピアノと、どのくらい質感が違うのか、試しに弾いてみたいんだけど・・・」
たしかに、発表会で使用する本場のピアノがどのような弾き心地なのかを、あらかじめ知っておくのも良いかもしれないですよね。
ただ、そのような願望が叶うチャンスが・・・ありました!
なんと、2017年1月29日に渋谷にある【タカギクラヴィア松濤サロン】で、発表会使用のピアノと同じスタインウェイを演奏することが実現し、出演予定の生徒さんにも参加いただくことができました。
演奏と合わせて、「雅子先生の公開レッスン」を受講された方もいらっしゃり、演奏精度への磨きと本場の音に触れることでとても有意義な会になりました。
会の名称は題して、【第13回銘器を弾く&聴く会】。
※実は結構開催されています・・・(笑)
せっかくなので、その様子を少しご紹介したいと思います。
では、まずはプログラムから見ていきましょう。
プログラム
- ■第1部 公開レッスン -指導:石川雅子-
- 10:15~11:00 種岡 昌子
- 11:00~11:30 鶴間 圭
- 11:30~12:00 福留 恵子
-
■第2部 13:20~14:20
1 山下 百華
・ロングロングアロー ベイリー
・ライオンの行進 サン・サーンス
・シチリアのおどり(連弾) 内田 勝人
2 石川 雅子
・別れの曲 ショパン(以下3曲)
・「24のプレリュード」より
・第18、21、22、23番
3 青柳 康富
・Walking in the Air ジョージ・ウィンストン
4 種岡 昌子
・ピアノソナタ「告別」第1楽章 ベートーヴェン
5 福留 恵子
・「24のプレリュード」より ショパン(以下2曲)
・第1、7、14、15番
6 鶴間 圭
・スケルツォ第3番 ショパン
7 M.T
・「ベルガマスク組曲」 ドビュッシー(以下2曲)
・月の光、パスピエ
※演奏終了後に感想タイムがあります。
午前中は「公開レッスン」を行い、午後に各生徒さんが演奏され、終了後は感想タイムという流れで、充実感がハンパじゃないかったです。
では、演奏中の様子を見ていきたいと思います。
公開レッスンでピアノが一気に目覚めた!?
公開レッスンでピアノが一気に目覚めた!?
雅子先生の公開レッスンを通し、タッチの感覚や重厚な音に生徒さんも最初は圧倒されていましたが・・・
やはり、石川雅子ミュージックアカデミーの生徒さんは伊達じゃない。
演奏への戸惑いの中から、徐々にいつもの感覚を取り戻し、美しい旋律と音色を会場内に響かせてくださいました。
タカギクラヴィアでは普段カフェを運営されていますが、この演奏がBGMだったら、さぞ優雅なランチを楽しめることだろうに・・・などと想像しちゃいましたが、いったん元に戻りましょう(笑)
スタインウェイがくれたモノとは?
スタインウェイがくれたモノとは?
午後は、今年3月に開催される発表会の曲をそれぞれ演奏される、まさにトライアルとも言える緊張ムードに・・・
ただ、最初に弾かれた生徒さん(百華ちゃん)が、雅子先生との連弾ならびにソロ演奏を堂々とキメて、生徒のみなさんは続々と、火がつくような熱い演奏をご披露くださいました。
[wc_row][wc_column size=”one-half” position=”first”]
[/wc_column][wc_column size=”one-half” position=”last”]
[/wc_column][/wc_row]
雅子先生もピアノが取り憑いたのか、ピアノが取り憑かれたのか?というほどの一体感を見せ、熟達した独自の奏法で、ショパンを熱演してくださいました。
みなさんの演奏も満足感と次なる課題を掲げる中で無事終了。
感想タイムでは、発表会で使用するスタインウェイに触れ、自分がステージに立つリアルなイメージが降りてきた・・・
というような、良い意味で考えさせられる、有意義な会にみなさん談笑に花咲かせていました。
それでは以上、【第13回銘器を弾く&聴く会】の様子をお伝えしました(^^
3月の発表が楽しみですね~!